「やばい!ハゲてきてる!まだ結婚もしてないのに!」と30代男性の薄毛は人生を左右する可能性があります。
男性の場合、最も注意しなければならないのは「AGA」になっていないかということです。
AGAは「男性型脱毛症」と呼ばれ、改善するのがとても難しくなります。
ですので、30代でまだ薄毛の心配はないと思っている人も、ひとたびAGAになってしまうとどんどん進行してしまうのです。
ですが、30代で薄毛になったからと言ってあきらめる必要はありません。
薄毛が始まった今なら改善することは可能です。
また、まだ薄毛の心配がない人もすでに薄毛の前兆が出ているかもしれません。
これから薄毛の前兆や原因、改善法などを解説していきますので、自分に当てはまることがないかチェックしてみてください。
目次
30代で薄毛になるのは全体の11~14%!AGAが急激に増える
まずは、以下の表を見てください。
AGAになった年齢 | AGAの発症率 |
20代 | 5~8% |
30代 | 11~14% |
40代 | 32% |
50代 | 44% |
60代 | 51% |
70代 | 61% |
この表は、各年代別のAGA発生率を示したものです。
20代は5~8%と比較的低い確率ですが、30代になると11~14%と倍以上に跳ね上がります。
さらに、40代になると急激にAGAが増えているため、30代でいかにAGAを予防、阻止するかが重要なのです。
40代で急激にAGAが増えているのは、30代で薄毛に気付かず放置してしまったり、日々の生活で頭皮に与えていた悪影響が一気に出てくる時期のためと考えられます。
ですので、30代は薄毛の人もそうでない人もしっかりとケアしていかなければ、将来AGAになる可能性が格段に上がってしまいます。
30代でもハゲる?抜け毛が増えて薄毛になる前兆は?
表を見ていただければわかりますが、30代でもハゲます。
30代は仕事もプライベートも充実していることが多く、抜け毛が増えていることに気づきにくいため、知らない間にAGAになってしまったいうことがとても多いのです。
そこで、AGAになる前兆をお伝えしますので、自分の髪・頭皮の状況をチェックしてみてください。
前兆①:抜け毛の本数が増える
自然に抜け落ちる髪の毛は1日に50~100本ですが、8割がシャンプーで抜けます。
なので、枕元やお部屋の床に何十本も抜けている場合は、薄毛の前兆の可能性があります。
前兆②:頭皮が硬くなる
頭皮を手で動かしてみて、硬く動かない場合は薄毛の前兆になります。
頭皮が硬くなると血行不良を起こして、頭皮に栄養が届かなくなります。
前兆③:抜け毛が細く・短くなる
ヘアサイクルを正常に通ってきた髪の毛は、太く長い毛に育ち、その後自然に抜けていきます。
もしあなたの抜け毛が、細く、短い場合はヘアサイクルが乱れている薄毛が進行している証拠になります。
前兆④:フケやかゆみが出るようになる
フケは頭皮が不潔な状態に出ると思っている人が多いようですが、フケにより毛穴がつまり頭皮の炎症を起こして脱毛症を引き起こすことがあります。
以前よりフケが増えたり、頭皮にかゆみが出るようになった場合は、薄毛の前兆の可能性があります。
前兆⑤:髪質が変化する
以前より髪質が変化して、髪の毛にボリューム感がなくなったり、セットが決まらなくなった場合は薄毛の前兆になります。
毛髪が栄養不足になっている証拠ですので、栄養不足で抜け毛の原因に繋がります。
30代が薄毛になる原因は6つ!
薄毛の前兆を解説してきましたが、当てはまる項目はありましたか?
もし、1つでも当てはまることがあれば30代でも薄毛になる可能性があります。
また、すでに薄毛になっている人はさらに深刻なAGAになっている可能性もあります。
では、薄毛を改善・予防するために薄毛になる原因を探っていきましょう。
AGAの可能性がある人は男性ホルモンや遺伝が原因かも
薄毛の前兆をチェックしていく中で、もしかするとAGAかもと思われた方もいるでしょう。
AGAの原因として遺伝や男性ホルモンによる影響が考えられます。
AGAは男性ホルモンの「テストステロン」と「5α-リダクターゼ」という還元酵素が結合することにより脱毛因子である「ジヒドロテストステロン」に変質することで発症します。
ただし、ジヒドロテストステロンになってしまうとダメなのではなく、分泌量が多いとAGAになってしまうのです。
ジヒドロテストステロンは、髪のヘアサイクルを乱すため分泌量が多いと、きちんと髪が育たたなくなり、抜け毛が増え、いずれAGAになってしまいます。
また、ジヒドロテストステロンに変質するのは遺伝的な要素があり、両親や祖父母、親戚など、身近な人の中でAGAになっている人がいる場合は要注意です。
実際、両親や祖父母がハゲていても、自分はハゲていないという人もいます。
ただそれは、まだ症状が出ていないだけで、ハゲやすい体質だということは知っておかなければなりません。
パーマや整髪料などで頭皮環境がボロボロかも
30代と言えば、これまでの日々の積み重ねが頭皮や髪に出てきやすい年代です。
10代や20代の頃にパーマやブリーチなどを頻繁に行った経験はありませんか?
パーマやブリーチは強い薬剤を使うため、頭皮や髪に大きなダメージを与えます。
ただでさえ大きなダメージを与えることを繰り返すせば、頭皮や髪にはどんどんダメージが蓄積されていきます。
また、整髪料をしっかり洗い落とせていない状態が続くと毛穴がふさがり、しっかりと栄養を送り届けることができなくなります。
ですので、パーマやブリーチ、整髪料の影響で頭皮環境が悪化し、抜け毛や薄毛につながっている可能性があります。
乱れた生活習慣や偏った食事も薄毛になる
仕事やプライベートが忙しく、睡眠時間が短くなっていませんか?
睡眠と薄毛にはとても深い関係があり、睡眠不足が続くとストレスとなり、薄毛になる可能性があります。
ストレスは行動や興奮を司る交感神経が活発になるため、血管が収縮し血流が悪くなります。
そのため、頭皮にきちんと栄養を送り届けることができなくなり、薄毛になってしまうのです。
また、脂っこい食べ物が好きだという人も注意が必要です。
脂っこい食べ物を過剰に摂取すると頭皮の皮脂まで過剰分泌してしまい、毛穴を塞ぎ頭皮環境が悪化してしまいます。
さらに、野菜を取らずお肉ばっかり食べているなど偏食の人も頭皮にしっかり栄養が行き届かないため薄毛になりやすい傾向があります。
ストレスやタバコによる血行不良が原因かも
先程、少し睡眠に関するお話しをしましたが、睡眠以外にも血行不良を起こすことがあります。
それは過剰なストレスや喫煙です。
会社での人間関係や仕事のノルマ、通勤ラッシュなど、30代の男性は仕事に関する重圧が大きくなる時期でもあります。
過剰なストレスは自律神経を乱し、交感神経を優位にしてしまうため、いつも興奮状態で血管が収縮している状態です。
そのため、必要な栄養が頭皮に行き届かず薄毛になる可能性が高くなります。
また、喫煙も体内の血液循環が悪くなりますので、頭皮の血行不良を起こし薄毛の原因になってしまうのです。
洗浄力の強いシャンプーを使っている
一般的に市販で販売されているシャンプーは洗浄力が強く、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
頭皮は、皮脂によってバリアを張り汚れやホコリなどから守っているのですが、洗浄力の強いシャンプーで洗うとバリア機能がなくなってしまいます。
そのため、紫外線や汚れ、ホコリなどの外的要因から頭皮を守ることができず、頭皮トラブルが起こるため、薄毛の原因になってしまうのです。
頭皮環境が悪化すると植物で言う「土壌が悪くなる」のと同じことですので、健康な髪が生えてこず、成長も途中で止まり抜け毛が増えてしまいます。
30代の薄毛は強敵!どうすれば改善できる?
30代が薄毛になる原因は色々ありましたが、思い当たることがいくつかあったのではないでしょうか。
もし、薄毛の前兆や原因で気になるポイントがあるのであれば、すぐに改善策を実行する必要があります。
30代の薄毛は強敵です。
放っておいても改善することはありませんので、これからお伝えする改善法をすぐに実践しましょう。
生活習慣を改善し、食生活を見直す
まずは、脂っこい食べ物や肉類中心の食事から、野菜を多く摂る食生活に変えましょう。
髪や頭皮に良いとされるたんぱく質を多く含むものや、海藻類などを取り入れると尚良しです。
また、忙しくて睡眠時間がなかなか取れないという人は、「頭皮のゴールデンタイムの睡眠」を心がけるようにしましょう。
人は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、髪も成長していきます。
成長ホルモンの分泌は入眠から30分ほどで始まり、1時間後くらいがピークとなります。
これを2~3時間おきに繰り替えてしていますので、最低でも5~6時間は睡眠時間を取るようにしましょう。
また、喫煙も控えた方がよいでしょう。
いきなり禁煙をするのは大変だという方は、本数を減らす・電子タバコを使うなど工夫して、いずれは禁煙できるように改善していきましょう。
運動をすることでストレス発散になり血行不良も改善できる
運動は全身の筋肉を使うため血行が良くなり血流が改善します。
また、ストレスの発散にもなりますので、最低でも週に1度は運動をするように心掛けましょう。
もし、週に1度の運動が厳しい場合は、「駅まで徒歩で行く」「休み時間にストレッチをする」など通勤時間や休憩時間を上手く利用しましょう。
運動をすれば生活習慣病などの病気の予防となりますし、何より血行不良が改善すれば頭皮環境も改善していきます。
頭皮に十分な栄養が運ばれれば、髪がしっかり育ってくれますので抜け毛や薄毛を食い止めることができます。
頭皮マッサージで頭皮の血行を促進
運動も血流改善にはとても良いのですが、最も効果的に頭皮の血流を改善するなら「頭皮マッサージ」が最適です。
指の腹で頭全体を揉むように押していき、血流を改善させましょう。
ただし、この時に爪を立てたり髪をこすって摩擦を起こすと頭皮が傷つきトラブルが起こってしまいます。
頭皮マッサージは優しく指の腹で行い、1時間おきや2時間おきなど短い期間ですると効果的です。
頭皮の血流はマッサージをした直後は良くなりますが、時間がたつとまた悪くなってしまいます。
ですので、できるだけ短い期間でマッサージを行えば、常に頭皮の血流が良い状態を保てます。
育毛シャンプーを使う
頭皮環境を悪化させる原因の一つに「洗浄力の強いシャンプー」がありました。
頭皮環境を整えるためにも、市販のシャンプーはやめて「育毛シャンプー」に切り替えましょう。
育毛シャンプーは悪化した頭皮環境を改善し、髪が育ちやすくしてくれます。
植物でいう「土壌を良くする」のが育毛シャンプーですので、まずは育毛シャンプーで頭皮環境を改善していきましょう。
AGAを本気で治したいなら2つの方法を試してみよう
薄毛の改善法はAGAの人も、そうでない人も実践する価値は十分にあります。
薄毛の原因がどこにあるか分からない場合が多いため、できることは全て行ってみましょう。
ですが、それでも薄毛が改善されない場合はAGAかもしれません。
AGAは改善しにくいと言われていますが、本気で治したいなら方法がないわけでもありません。
では、AGAをどうすれば改善できるのか解説していきましょう。
AGAクリニックを受診し発毛剤を使ってみる
まず、AGAを改善する方法として「AGAクリニックに行く」ということが挙げられます。
AGAクリニックは専門病院になりますから、抜け毛や頭皮の状態をチェックし、AGAかどうかを判断してくれます。
症状によりAGAを改善する「発毛剤」を処方してくれますので、最も早い改善法とも言えるでしょう。
ただし、AGAクリニックを受診する場合デメリットとなるポイントがあります。
それは、「AGAクリニックに行くのが恥ずかしい」「発毛剤は医薬品のため副作用がある」という2点です。
AGAクリニックに入る時に知人に見られたくないという人はとても多く、受診を躊躇する人の中で最も多い理由です。
また、発毛剤はAGAを改善する専門の薬で医師の処方箋が必要になります。
処方される発毛剤は「ミノキシジル」や「フィナステリド(プロペシア)」などですが、薬なので効果は大きく、その分副作用もあります。
特に、虚弱体質の人や、アレルギーを持っている人、循環器系の疾患や肝機能障害がある人は使用を避けなければなりません。
他にも、湿疹が出たり、かゆみ・かぶれ、頭痛、めまい、むくみなどを起こす可能性があるため、発毛剤の取り扱いに注意が必要なのです。
育毛シャンプーに換えて育毛剤を併用する
「AGAクリニックに行くのは抵抗がある」「発毛剤を使えない(又は使うのが怖い)」という人は、育毛剤を使うと良いでしょう。
育毛剤は発毛剤とは違い医薬品ではないため副作用がないとされています。
副作用がないからと言って効果が低いわけではなく、頭皮に必要な栄養を与え5α-リダクターゼを抑制してくれるものもあります。
ですので、遺伝の方でも育毛剤を使えば十分に効果は期待できるのです。
遺伝の場合、ジヒドロテストステロンに変質する可能性が高いということですから、要は5α-リダクターゼの働きを抑え、ジヒドロテストステロンを作らないようにすることが大切だからです。
育毛剤の中でも特に効果が高いと言われているのが「チャップアップ」です。
チャップアップには5α-リダクターゼを抑える成分が4種類も配合されていますし、全タイプの薄毛に使うことができます。
また、頭皮環境を整え血行促進を促す成分が47種類も配合されているため、医師も認めるほど高い効果が期待できます。
チャップアップを使う時に、頭皮トラブルを改善し、必要な皮脂を残してくれる育毛シャンプーと併用すれば、さらに効果アップしますのでおすすめです。
育毛剤は30代の最後の砦!薄毛を改善して自信を取り戻そう
AGAクリニックや発毛剤はどうしても抵抗があるという人が多い中、副作用もなく高い効果が期待でき、自分で手軽にケアできる育毛剤は最後の砦とも言えます。
30代ともなると男のプライドがあるでしょうし、人に知られず薄毛を改善したいという人も多いでしょう。
チャップアップならAGAを含む全てのハゲに有効ですので、使ってみて損はありません。
まだまだ30代、男盛りですから育毛剤で自信を取り戻し明るい未来を手に入れましょう。